ごあいさつ

バイオマス・ニッポン総合戦略が2002年12月、政府で閣議決定され、さらに2020年を目処とする具体的な目標が定められた。この総合戦略では、バイオマスを廃棄物系バイオマス、未利用バイオマス、資源作物と3つに分類し、それぞれの利用推進と課題克服に向けて取り組むことが示されている。

日本では、農地面積が狭く、起伏が多いために、資源作物の利用は、総合戦略でも2020年頃の話としている。しかし、EU、北米、中国、途上国において、資源作物の中で麻に注目し、新しいバイオマス産業の試みがなされている。

日本でも第二次世界大戦前は、麻が北海道などで栽培されたが、化学繊維の普及にともなって、その歴史は絶たれている。本センターでは、日本での麻の新しい可能性について、情報を整理し、大学、試験機関、民間研究所、企業、自治体などの基礎研究から商品開発までを支援していくことをねらいとしている。

●研究センターの目的

1.資源作物としての麻の認知度をあげる
2.麻の環境価値、経済価値、文化価値を伝える
3.大学や企業での麻の研究開発、商品化を支援する。



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